執筆者:Divership編集部|外国人雇用担当部門 あなたは過去に悪気はないのに相手を傷つけてしまい、相手も自分も傷ついたという経験はないでしょうか。 同じ国に生まれて、同じ文化で育った日本人でもそのようなすれ違いがあるのに、異なる国に生まれて、異なる文化で育った外国人とでは、もっとたくさんのすれ違いが起こり得ます。 例えば、筆者である私が、数年前にアメリカの大学生相手に日本の文化についての講義を行った時の経験をお話しすると、講義に同行をしていた弊社の女性スタッフのことを紹介するときに、ついつい無意識に「美しいスタッフを紹介します」と言って紹介をしました。 講義が終わった後の質問タイムで、女性の生徒のほとんどから同じ職場のスタッフを美しいと表現するのは良くないのではと話があり、物議を醸しました。 無意識にこのような言葉が出てしまう私の日本人の感覚が、世界基準の女性蔑視的発言を決して許さな