あらすじ海岸線に沿った白蝦蟇シーラインは、白沢市と蝦蟇倉市を結ぶ道路。 この道を南下するときに、左手に現れる弓投げの崖を、決して見てはいけない。 自殺者が多い崖、その先のトンネルと急カーブで事故が起きやすいとされるこの場所で、衝突事故が起こる。 事故の当事者たち、その関係者や家族、刑事たちの思惑が絡まりあう。 また、少年が目撃した文房具店での出来事の真相、新人刑事が見つけ出そうとした殺人事件の犯人。 全てがつながりを見せながら驚愕のラストへとつながっていく。 写真をヒントに真相を見つけ出そう第一章では自動車事故、第二章では殺人事件の目撃、第三章では手帳に記された殺人事件のヒント、とそれぞれに事件が起こり、各章の最終ページに写真が掲載され、そこにヒントが隠されています。 死んだのは誰か、なぜ死んだのか、罪は誰のものか、という各章題も真相を知るための足がかりとなっています。 そして最終章では罪