現在、フリーペーパーが注目されている。JAFNA日本生活情報紙協会によれば、フリーペーパーの紙・誌数は1156、総発行部数は2億2570万部に達するという。フリーペーパーといってもさまざまなタイプがあるが、同協会はフリーペーパーを以下の5つに分類している。 ① コミュニティペーパー ② ターゲット・メディア ③ ニュースペーパー ④ タウンペーパー/タウンマガジン ⑤ 広告マガジン/クーポンマガジン/ショッパー 「コミュニティーペーパー」は、新聞系の4種(一般紙販売店系、一般誌販売局系、一般紙広告局系、一般紙編集局系)と、個人・プロダクション・独立系、テレビ資本系、地元資本独立系、大企業資本系の4種、計8つに分けることができる。これらの中で最も多いのが一般紙の販売店系のもので、次いで販売局自らが読者サービスで出している一般誌販売局系が多い。一般紙広告局系のフリーペーパーは新しい増収源を求め