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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/ill_critique (3)

  • 『けいおん!』における反復の美学――学園祭ライブにおける唯のパンツ表現に関して - 反=アニメ批評

    反=アニメ批評, 2009年春期アニメ第12話「軽音!」をもって、一応の最終回を迎えた京都アニメーション制作による2009年春期の大人気アニメ『けいおん!』。 今回はその『けいおん!』第12話において現れていた「反復」という主題に関して確認していこうと思います。 『けいおん!』第12話は、ひたすら何かを反復します。とりあえず、ここでは「反復」が「差異」を描き出している点については言及しません。ただ、反復に関してのみ、説明することが憚られるほど明らかなシーンから語らせていただけるならば、まずは例えば、家に忘れてきたギー太を取りに唯が駆けまわる場面。 部屋に戻り、ギー太を担いでは再び学校へ急ぐ唯は、第1話冒頭を反復しては、リビングで足を滑らせ、 ・第12話 ・第1話 いきおいよく玄関を飛び出したかと思うと、 第1話と同じ道を同じように走り抜ける。 途中、第1話の寄り道シーンが文字通り反復して挿

  • 『けいおん!』はなぜただの「美少女萌えアニメ」とは違うのか――女の子的想像力に関して - 反=アニメ批評

    ※現在あいにく、反=アニメ批評を展開するだけの余裕がないため、しばらくの間は、新作アニメの簡単なレヴューで済まさせていただきます。※ということで、2009年春期新作アニメレヴューその1。 今回とりあげさせていただくのは、今期アニメの中で最大の話題作でありヒット作であろう京都アニメーション制作作品『けいおん!』です。 といってももちろん、この『けいおん!』については、おそらく既に、無数のブログにおいて数多くの指摘がなされていることでしょうから、いまさら、京アニが同じく萌え4コマを原作としたアニメ『らき☆すた』との設定における類似性であるとか、部活作りという展開が『ハルヒ』第1話と、またガールズバンドというモチーフが『ハルヒ』の「ライブ・アライブ」と被っていること、さらにいえば、高い作画レベルで描かれた、どこかふとましくデザインされた女の子たちによるバンド演奏シーンが『まなびストレート』を思わ

  • 今期新作アニメから見る「アニメビジネス」――『バスカッシュ!』と『戦国BASARA』をめぐって - 反=アニメ批評

    ※現在あいにく「反=アニメ批評」を展開するだけの余裕がないため、しばらくの間は、新作アニメの簡単なレヴューで済まさせていただきます。ということで、2009年春期新作アニメレヴューその3。※2009年春期新作アニメレヴューその1■『けいおん!』はなぜただの「美少女萌えアニメ」とは違うのか――女の子的想像力に関して※2009年春期新作アニメレヴューその2■『東のエデン』をより楽しむための「たのしい知識」――『東のエデン』における政治性に関して※『東のエデン』第2話は、どうにもぼくのレヴューと被る部分のある展開が続きバツが悪い思いをしました……。 さて、第3回目である今回の新作アニメレヴューで取り上げさせていただくのは、『バスカッシュ!』と『戦国BASARA』。 まずは河森正治×サテライトという『マクロス』シリーズのタッグに加え、シリーズ構成に『機動戦艦ナデシコ』や『宇宙のステルヴィア』の監督で

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