日本近代五種・バイアスロン連合は10日、2011年から5種目の一つ、射撃で使う銃が従来のエアピストルから所持などで法規制の少ないレーザーピストルに変更されると発表した。ラトビアでこのほど開かれた国際近代五種連合(UIPM)の総会で決まった。加盟各国に厳しい銃規制がある中、若手の参加機会を増やし、競技者の底辺を拡大するのが狙い。 日本連合によると、UIPM公認のレーザーピストル製造は欧州の1社に限られることから、選手への供給不足も予想されるため、11年は従来のエアピストルによる大会も並行して行われる。同年5月に中国で開かれる予定のロンドン五輪アジア予選会はエアピストルで争われ、12年ロンドン五輪はレーザーピストルで実施される見通しだ。 【関連記事】 〔写真特集〕美しきスナイパー 「ナンバーワン目指す」=中国選手団が会見 謙虚な警官、いざ出動=松田、世界2冠の腕に期待 役員信任の