CMや街頭で少し前から見かける、WindowsXPの「スタートしよう。もっと自由に、好きなことを」という宣伝。 iPodのカッコいいCMなどに比べれば、やや垢抜けない印象もなくはないが、iPodのCMが抽象的で「クールすぎる」のに対し、WindowsXPのほうは適度に親しみやすさがあり、なかなかいいCMだと思う。 WindowsXPのCMは、「わたしは○○をやりたい」という若者や子供が何人か出てきて、夢を語るというシンプルなもの。WindowsXPの名前は、最後にさりげなく出てくるだけだ。 私はこれを見て、『The Brand Gap』という本に出ていた「マーケティングの進化」の話を思い出した。 Marty Neumeier 『The Brand Gap』(New Riders, 2003) そこには、マーケティングは次の4段階で進化してきたとある。 THE EVOLUTION OF MA