NTTデータは5日、身近な自然に生息する生き物の情報を募集するユーザー参加型サイト「生きもの情報館」を構築したと発表した。利用は無料で、運営は「財団法人日本自然保護協会」が行う。 「生きもの情報館」は、里山をはじめとした身近な自然に生息する生き物たちの観察記録を全国から募るユーザー参加型サイト。日本自然保護協会では、収集した情報を解析して、生物の計画的な保全活動のための基礎情報として役立てる考えという。 また、観察記録を組み合わせて、数種類の生き物の複合分布図を表示できる機能も利用できる。今後は、サイトを活用した自然観察会の開催なども実施していく。 なお、「生きもの情報館」はNTTデータの創立20周年記念事業の一環として構築されたもの。NTTデータでは、システム一式の完成と同時に日本自然保護協会へと寄贈した。