ニセ医者30年、なぜバレず?免許はコピー、独学で診療(1/2ページ)2008年12月6日3時3分印刷ソーシャルブックマーク 医師免許証の原本長谷川容疑者が勤めていた診療所の看板。「整形外科」の文字はテープで消されていた=千葉県船橋市 30年近く他人の医師免許を使って診療行為をしていたとして、千葉県船橋市の診療所に勤める男が11月、県警に医師法違反容疑で逮捕された。男は家族にも自らの仕事を語らず医師としての名前と本名が違うことを隠し続け、免許のコピーと独学の知識だけで長年、医師になりすましていた。 千葉県市川市の住宅地にある長谷川幸夫容疑者(65)の自宅近くに住む男性は「国産の高級車に乗り、朝早くに出かける日もあれば、昼から出て明け方に帰ってくる日もあった。20年近くご近所でも、何の仕事をしているのか全くわからなかった」と話す。周辺住民だけでなく、妻や別の場所に住む息子、娘など家族でさえ長谷