【ニューヨーク=越前谷知子】米環境保護局(EPA)は20日、ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が、傘下の高級車ブランド「ポルシェ」や「アウディ」など、排気量3リットルのディーゼル車にも不正ソフトウェアを搭載していたことを認めたと明らかにした。 対象は2009~16年式のモデルで、米メディアによると約8万5000台に上るという。 EPAは11月2日、排気量2リットルのディーゼル車に加えて排気量3リットルのディーゼル車でも不正ソフトが搭載されていたと発表。これに対し、VWは不正を否定するコメントを発表していた。 VWはこれまで、排ガス不正を行った車両は世界で最大1100万台としてきたが、問題はさらに拡大している。
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