スマホで丸ごと下野新聞電子版 地域情報満載の下野新聞を、スマートフォン・タブ レットでいつでもどこででも 宇都宮市ゆいの杜8丁目のアパートで心肺停止状態の高齢男性が見つかり、後に死亡した事件で、県警捜査1課と宇都宮東署は23日、保護責任者遺棄致死の疑いで同市、無職の女(67)を逮捕した。調べに「生活に困窮し、病院に連れていけなかった」などと容疑を認めているという。県警は同日、女を送検した。 逮捕容疑は5月中旬ごろから、同居する無職男性(75)が衰弱していたのに療養看護や医師の診断を受けさせず放置し、22日朝に死亡させた疑い。 県警によると、2人は交際しており、10年以上前からアパートで同居。男性は2010年ごろに胃がんの手術を受け、5月中旬ごろからはほぼ寝たきりの状態だったとみられる。 女は22日朝、「首を絞めた」と110番した。室内で男性が発見され、搬送先の病院で死亡。女はその後、県警の