【読売新聞】 政府・与党は18日、検察官の定年を延長する検察庁法改正案の今国会での成立を断念する方針を決めた。改正案と一本化して「束ね法案」となっている国家公務員法改正案などと合わせて、継続審議とする。秋の臨時国会での成立を目指す考
【読売新聞】 新型コロナウイルスの感染拡大で、国内では12日、名古屋市で70~90歳代の男女3人、札幌市で70歳代男性1人の計4人が死亡した。 名古屋市で亡くなった3人は、いずれも同市内で集団感染が起きている複数のデイサービス事業所
【読売新聞】 森法相は11日の参院予算委員会で、東日本大震災発生時の検察官の対応を巡り、「福島県いわき市から最初に逃げた」と9日に答弁したことについて、「検察を所管する法相として、個人的見解を述べたことは不適切だった。撤回させていた
加藤厚生労働相は22日の読売テレビの番組で、新型インフルエンザ治療薬「アビガン」(一般名称・ファビピラビル)の新型コロナウイルスの感染者への投与について「効くということになれば、全国に展開をして治療に使っていきたい」と述べた。個別の感染者への投与に必要な手続きについては、「数日ぐらいのイメージだ」とも語った。 「アビガン」は新型インフルエンザ治療薬として国内で製造され、2013年に決定された政府の「新型インフルエンザ等対策ガイドライン」に基づいて約200万人分が備蓄されている。政府関係者によると、中国で新型コロナウイルスへの効果が確認されているという。 また、加藤氏は感染拡大時の対応策を盛り込む基本的対処方針について、「連休明けには発表できるようなスケジュールではやっていきたい」と、番組終了後、記者団に語った。25日にも決定する方向だ。
新型コロナウイルスの感染が広がっている問題で、進藤奈邦子・世界保健機関(WHO)シニアアドバイザーは14日、横浜市で開かれた日本環境感染学会の緊急セミナーで講演した。中国では新たな感染者が減りつつあるとして、「今一番、世界中が心配しているのが日本だ。ここで頑張って食い止めてほしい」と述べ、感染拡大防止に全力で取り組むよう訴えた。 進藤氏は新型コロナウイルスについて、「感染力は季節性インフルエンザよりも高いというデータがある。軽症者は発症から3日までがウイルスの排出量が多い」などと特徴を説明し、注意を促した。その上で、「日本でワクチンや治療薬の治験ができないはずがない。いいデータを出して世界に提供してほしい」と話した。
ケニア中部の自然保護区で生存する2頭のキタシロサイ=2018年9月、松本剛撮影 【ヨハネスブルク=木村達矢】ケニア野生生物公社は15日、絶滅寸前のキタシロサイの受精卵を体外で3個作製することに成功したと発表した。キタシロサイは現在、地球上に雌2頭しか生存しておらず、絶滅を瀬戸際で防ぐ可能性が生まれたと期待が高まっている。 体外受精卵の作製は、イタリアやドイツなどの国際研究チームが実施した。昨年8月以降、ケニア中部のオルペジェタ自然保護区に生存する2頭から採取した卵子に、凍結保存されていたオスの精子を注入した。 受精卵は凍結保存され、今後、近縁種であるミナミシロサイのメスの子宮に移植し、成長するか試すという。キタシロサイの最後の雄は2018年3月、45歳で死んでいる。
支持者らの前で勝利宣言する民進党の蔡英文総統(11日夜、台北で)=片岡航希撮影 【台北=比嘉清太】台湾総統選は11日、投開票が行われ、民進党現職の蔡英文(ツァイインウェン)総統(63)が過去最多の得票で、最大野党・国民党の韓国瑜(ハングオユー)・高雄市長(62)、親民党の宋楚瑜(ソンチューユー)主席(77)を破り、再選を果たした。米中の覇権争いが続く中、蔡氏は、自由や民主主義の価値観を共有する米国や日本と協調しながら中国に対抗する基本路線を堅持する見通しだ。 台湾の中央選挙委員会(選管)によると、蔡氏の得票数は817万231票に達し、韓氏の552万2119票、宋氏の60万8590票を大きく上回った。 蔡氏は11日夜、台北市内で記者会見し、「民主主義の価値を守ることができた」と述べた上で、中国に対し、台湾海峡情勢の安定に向けた対等な対話を呼びかけた。 総統任期は4年で、最長2期までだ。蔡氏の
【随時更新】「過去最強クラスの台風19号」はこちら 12日夜に多摩川が氾濫した東京都世田谷区玉川には、下流部で唯一、堤防が整備されていない区間があった。 国土交通省によると、12日は多摩川の水位が刻々と上昇し、午後10時10分頃には堤防未整備の区間(約540メートル)から濁流があふれたことが確認された。川と市街地の境界となっている道路も越え、二子玉川駅周辺の広い範囲が浸水した。 東京都世田谷区玉川では市街地が水につかった(12日午後9時38分) この地域を巡っては、2007年の台風9号で2000袋以上の土のうを積んで浸水を防いだケースもあった。同省京浜河川事務所はこれまで、「大雨が降ると多摩川では最初に浸水する」などと周辺住民に説明。堤防整備計画を進めようと説明会なども度々行ってきたが、「景観を大切にしてほしい」「家をのぞき見られる恐れがある」といった声が根強く、同意を得られていなかった。
神戸市教育委員会は7日、今年8月末以降、運動会の組み体操の練習中に、市立小中学校30校の児童や生徒51人が負傷し、うち6人が骨折したと発表した。同市では、久元喜造市長が8月、組み体操の見合わせを市教委に要請していたが、市教委は「一体感や達成感が得られる演目だ」などとして、継続していた。市教委は「来年度以降は中止を含めて検討したい」としている。 市教委が、8月末から10月5日までの事故状況を市立小中学校に聞いたところ、6人が骨折し、1人が脱臼。捻挫が10人、打撲が16人だった。 市内では昨年度までの3年間に123件の骨折事故が起きていた。これを受け、久元市長は8月2日、市教委に組み体操の見合わせを文書で要請し、その後もツイッターで「やめる勇気を持ってください」などと学校関係者に直接訴えていた。 しかし、市教委は「すでに練習を始めた学校もある」などと組み体操を見合わせず、自主的に中止したのも2
制帽をかぶせられたタマ 21日から始まる秋の交通安全県民運動に合わせ、岡山県警岡山西署は18日、岡山市北区の県警察学校にすみつくメス猫「タマ」を交通事故抑止隊の隊員に任命した。 タマの年齢は不明。元々は学校近くにいた野良猫で、教官らが「タマ」と名付けてかわいがっていると、居心地が良かったのか、5年ほど前からすみつくようになった。同署員が交通安全運動に向けて啓発方法を検討する中で、「猫のお巡りさん」として協力してもらうことにした。 約70人が集まった18日の任命式で、署員から制帽をかぶせられたタマは、居心地が悪かったのか、すぐに制帽を脱いで、その場から逃げ出した。 同署では、一緒に任命した保育園児12人とともに、ドライバーに安全運転を呼びかける予定にしていた。任命は運動期間中の30日までで、署員は「猫の手も借りたいほどなのに……」と話していた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く