ばら(薔薇)の成長形態は、大別すると「つる(蔓)」と「四季咲き木立」の2つに分けられます。 このページでは『つるばら』について、その性質と種類についてお話します。 『四季咲きばら』に関するコラムは下記ボタンをクリックしてください。 四季咲きばらの種類 – 年中咲くばらの性質と系統 つるばらとは? まず『つるばら』とはどういった性質のものを指すのでしょうか。 当園では「つるばら」を「四季咲きという性質を持ったばら以外すべての品種で、枝がつる状に伸びるもの」と定義しています。 『四季咲き』とは、一定の温度(夜温15度以上といわれています)があれば蕾を付け、安定して開花する性質をもったばらのことを指します。春から初冬まで何度も開花するため、枝には節ができて、全体的にごつごつした株になります。品種によって株張りに差はあるものの、おおむね逆さホウキのような自立した樹形になります。 栄養状態がよければ