あるとき、ぼくは電話で北海道の実家に居る親父とケンカをしました。 原因はささいなことだったろうと思います。次の休みに帰るとか、今度にするとか。 ぼくはその出来事を９つ上の妻にグチりました。 すると、 「お父さんはたまにしか帰ってこない息子を心配しているんだから、 言うことを聞いてあげなさい。グチグチ言ってるといつまでも“ガキ”だよ〓」 と、怒られてしまいました。 ふと、同じような出来事が、同い年の元カノにもあったことを思い出しました。 元カノは、ぼくのグチに同調し、ぼくの親父を責めるような言い方をしていたように思います。 自分で言い出しておきながら、肉親を責めるような言い方をされた時は、複雑な気持ちになりました。 相手の感じ方を考えて、言葉を返すことができるのも、アラフォーガールの人生スキル、魅力の一つなんでしょうね。〓

後の妻となる人と出会ってから、もう２年近くになりました。 ぼくたちはよく一緒に遊びに出かけました。 ドライブしたり、食事したり、時には泊りがけででかけました。 そんな関係を続けながら、ぼくはアラフォーガールたる妻は、 今までぼくが付き合ってきた若い女の子たちとは、全く違うことに気づかされました。 まず、電話・メールがとても少ないのです。 女の子は独りでいると誰もが寂しさを我慢できないものだと、これまでぼくは思っていました。 １日１度は必ず電話。メールは３度の食事より多い。 それも彼女からではなく、ぼくからも沢山送らなければならない。 逢えない時間はそうやって、彼女の寂しさを紛らわせてあげなければならない。 これは、ぼくは義務だと思っていました。彼女を持つ男の務めであると。 今まで何人かの女の子と付き合ってきましたが、全員が漏れなく頻繁な連絡を望んでいました。 しかし、自分の時間を持ちたい男

皆さんの好みの男性のタイプは様々かと思います。 しかし今日は、どのようなタイプの男性が、歳上かつ歳の差婚を望み、アラフォー女性にとってふさわしいパートナーになり得るか、ぼくなりに考えてみました〓 まず、遊び人の男はアラフォー女性には全くふさわしくありません。 女性を軽くみて、たくさんの女を取っ替え引っ替えしている輩は、あなたとの人生を真剣に想像しません。 もし付き合うとなっても、深く考えていない可能性が高いでしょう。歳の差婚でなくてもこれは当たり前のことですね。 次に、好みが細かい男。 足が細い、胸大きい、家庭的、顔ちっちゃい、優しい、ショートヘアetc.と並び立てる男は✕です。 こんな男は表面的な部分しか見ず、人間の深みが武器のアラフォーガールの良さを理解できません。 これら✕の2タイプは、それぞれ醸し出す雰囲気から判断できます。 前者は社交性が高く、自信家で、男女問わず交友関係が広いタ

ぼくが赴任した支店には独身アラフォー女性がかなりいらっしゃいました。 しかし彼女たちを一括りにはできません。 華やかで若々しく、若手男子の憧れのような女性もいれば、 完全に女を捨て、ノーメイク、髪も縛るだけといったお局タイプの方もいました。 その人は遠目ながらよく見ると、きれいな顔立ちです。本気になればいくらでも可愛くなれそうですが、そうする気はなさそうで、同じタイプの独身女性といつもつるんでいました。 また、きれいながら、スナックにいるようなテイストでおじさん上司を手玉にとっている方もいました。 この人をみると、若い時に不倫に燃え、しかし実らず、今は男なんてこりごりと言って手酌で酒を呑んでいるようなイメージを、ぼくは勝手に想像していました。 ぼくの妻は今述べたどのタイプにも当てはまりません。 きれいというより可愛い系か。若手から憧れられるというタイプでもありません。 しかし面倒見がとても

こうして、ぼくと後の妻となる女性は、二人だけでよく遊びに行くようになりました。 付き合うまでにはまだ時間がかかりましたが、ぼくと妻は、今やとても深い関係にありました。 ぼくは、これまでは『あり得ない』対象であった9つ上のアラフォーガールと、深い関係に至ったことになります。 なぜ『あり得ない』ことが起こったのか。 アラフォーガールの魅力はこれまでも述べて来ました。そしてこれからも詳しく語っていきますが、彼女たち固有の魅力に加え、一つクリティカルな事象があったことが、ぼくが一線を越えられた直接の要因だと思います。 それは、今思えばとても月並みなことではありますが、ぼくが失恋による傷心期間だったことです。 傷心した心を癒すため、ぼくは妻の優しさを求めました。 そしてその勢いで、妻の肌に癒しを求めました。 これは理性というより、本能からの行動でした。 歳の差恋愛か否かにかかわらず、相手の傷心時は次

何をしていても、どこかうわの空でした。 今やっていることには集中できます。仕事も滞りありません。 ただ、心の中心が定まっていないような、ふわふわした感覚が常について回りました。 何もかもが無感動に通り過ぎていきます。 別れの理由もタイミングも、頭では完全に納得していたつもりでしたが、 これが喪失感というものか、頭に心が追いついていかない状態でした。 きっと周囲からはぼくに変化は認められなかったように思います。 別に自分から話題にすることでもないので、独り身になったことは誰にも知られず、三ヶ月ほどの月日が流れました。 久しぶりに、妻（当時は単なる同僚）から誘いがありました。 お酒が進み、その席で、ぼくは初めて、先月、故郷北海道の彼女と別れたことを話しました。 妻はびっくりしていました。 全然変わらないから知らなかったと言いました。 別れた経緯を話し、納得しているので何もつらいことはないからと

さて、当時は同僚だった9つ年上の妻を気になりはじめたぼくは、まだ故郷の札幌に残してきた彼女と付き合っていました。 ぼくが転勤したての頃は毎日のように電話・メールで携帯が鳴っていたのですが、最近はメールこそ来るものの、電話はめったにありません。 この彼女はぼくより一つ下でした。札幌で働いています。 学生時代から付き合っていましたが、就職活動時、ぼくが故郷を離れ、都会で仕事を頑張りたいと言い出したとき、彼女は泣いて反対しました。 そんな夢より自分と一緒に居てほしい、放っておかれた私はどうなるのかと、泣きながら主張しました。 どうにか説得してぼくは都会で会社員生活をはじめましたが、事あるごとにに故郷へ帰り、彼女と会っていたのでした。 会えない時は電話でとりとめもない話をし、絵文字いっぱいのメールが来れば、テンションを合わせて返信していました。 ぼくはこの彼女と結婚するものだと思っていました。 そ

「うおっ」 ぼくは叫びました。 会社のトイレで小用を足し、ズボンのチャックを上げようとした瞬間です。 硬くてなかなか上がらなかったため、強引に引っ張り上げました。 すると、 「ギッ」 という嫌な音とともに、チャックの可動部分が外れてしまったのです。 一生の不覚・・・。 チャックが上がらなくなりました。 このままではぼくはチャック全開でオフィスに戻ることとなります。 よりによって今日は真っ赤なトランクスでした・・。こんな目立つ色、動くとすぐに目に入ってしまいます。 「最悪だ・・・。」 このトラブルは日常に潜む大きなリスクです。 ぼくとしたことが、このような誰にでも思いつくようなリスクをマネジメントせず、 替えのズボンもロッカーに常備せずにこれまで会社勤めしていたかと思うと、 自分の無能さに愕然としました。 とにかく、クリップか何かで内側から留めるか、いっそホチキスで留めてしまうしかないと考え

疲れた～。今日は何食おうかなあ… 金曜の夜、ぼくはふらふらと家路に着いていました。 最近仕事が立て込み、遅い日が続いています。終電で帰り着き、ふらふらと家路についていました。 ぼくは一人暮らしでしたが、料理をする習慣がありません。 基本的に外食ですが、今日は相当遅くなったため、周りのお店はすでに閉まっていました。 仕方ないのでカップ麺でもすすって寝ようとぼんやり考えて歩いていました。 そのとき、携帯電話が鳴りました。メールです。妻（当時は単なる同僚）からでした。 『ごはん食べない？』 とのこのと。妻は実家暮らしなのにこんな遅い時間に大丈夫か？と思いましたが、 もちろんぼくには何の障害もありません。ＯＫしました。 やがて、ものの30分もせず、彼女がぼくの部屋の前へやってきました。 終電も終わった時間。車です。ぼくの勝手な思い込みで彼女の車は軽自動車かなと思っていましたが、 妻の愛車はマークＸ

あるとき、ぼくは妻と喧嘩をしました。 喧嘩の原因は詳しくは覚えていませんが、取引先との会食の席で、ぼくが相手先の女性社員とお似合いだったなど、オフィスで話題になったことがきっかけでした。 このことが妻の耳に入り、妻は機嫌が悪くなったのか、給湯室で会ってもぼくを無視です。 正式に付き合っているわけでもなかったのですから、まさかそんなことで怒っているなんてぼくは気付きません。 おかしいと思い、帰りになぜ怒っているのか聞きましたが、はっきり言いません。 少し話していると薄々原因はわかってきましたが、ぼくはそんな小さなことで不機嫌になった妻に対し、逆に反感がわいてきました。 周りが何を噂しようがおれが知るかよ！勝手に不機嫌になるなって感じです。 あの頃ぼくは20代。 相手の気持ちになって考えてみるという高等技術は持ち合わせていません。 今、妻の立場に立ってみると、気になる年下男性が自分以外の女性と

アラフォーガールのみなさんは普段、休日をどのように過ごしていますか？ おそらく、何か趣味をお持ちの場合が多いと思います。 仕事をされている方が大半だと思いますので、自由になるお金はたくさんあります。 しかし同年代の友人は夫の相手や子育てに忙しかったりで会える機会が少なくなるため、 自分でできる趣味を楽しんでいらっしゃるんだと思います。 みなさんが属する豊かな団塊ジュニア世代の傾向として、 スキーやスノーボード、ダイビングや海外旅行はお手の物。 買い物でも良いものにこだわる、多少値がはっても夢中になれるものを見つけるという、 人生を楽しむことに長けた方が多いように思います。 一方、若手男性はピンキリではありますが、基本的に節約志向です。 物心ついた時から日本経済は長期低迷期の入り口にあり、デフレが普通な時代に育ちました。 デフレでは物の値段が下がります。言い換えれば同じ金額で買える物が増えて

突然ですが、アラフォーガールのみなさんは、普段何か香りをまとっていますか？ 香水やコロン、シャンプー、香る洗剤など、何でもかまいませんが、何か良い匂いが自分から発せられるようにしているでしょうか。 実は、この“香り”が、男性に対するとても強力な武器になるのです。 ぼくはこれまで、男性を良い気持ちにさせることの重要性をお話してきました。 アラフォーガールの圧倒的な包容力で、男性を癒し、安心させ、良い気持ちにさせることで、あなたと接すると幸せな気分になれる。このような脳への刷り込みが大切ですと、このブログで綴ってきました。 実は、“香り”にはこれを促進する効能があるのです。 みなさんは、「プルースト効果」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 これはある特定の“匂い”を嗅いだ人に、その匂いにまつわる記憶を想起させる現象を言います。 “プルースト”とはある文豪の名前に由来し、その作品の中でこの

みなさんが子どもの頃、40歳と聞くとどのような印象を持ちましたか？ 女性であれば子どもが2～3人いて、所帯染みてしまった『おばちゃん』というイメージだったかと思います。 計算してみると、自分の小学生当時のお母さんは30代。 当時の母と、現役アラフォー世代たる今のあなたの外見を比べると、あなたの方が若くありませんか？ 授業参観などで見た友人のお母さんも思い出してください。 やはり今のあなたとは異なる、“おばちゃん”なイメージではありませんか？ これは不思議です。過去と今とでは、同じ年齢でも見た目にギャップがあるということになります。 今のアラフォー世代の方は、確実に若々しくて可愛い方が多い。 原因はわかりません。 世の中が便利になって昔ほど生活の苦労がなくなったのか、化粧品が進歩したのか、独身だから所帯染みていないからなのか。 しかし、現に過去に比べ、今のアラフォーガールは若々しくて可愛い。

ぼくが勤める会社では独身アラフォー女性はかなりの人数いらっしゃいます。 彼女たちは安定的に給料を得て、実家に住み、彼氏がいない方が多いようです。 つまり、お金が貯まる。どんどん貯まる〓 家賃・食費がかからず、特段趣味をお持ちでない場合は、お金の使い途はただ一つです。 それは海外旅行〓 独身アラフォー女性は同じ境遇の女友達と連れ立って海外旅行へ行くことが多いようです。 それも、ハワイ、グアム、サイパン、イタリア、フランス、バリなどの高級ツアー。 エステやマッサージ、豪華な食事などを満喫されているようです〓。 なかには、ＧＷ、夏休み、お正月と年３回も行く強者もいらっしゃいました。 うらやましい限りです。 ぼくもこのような生活ができれば結婚なんてしなくていいやと思ってしまいます。 でも、その一方で彼氏がいない寂しさを感じる方も多いのが現実です。 友人同士で海外旅行に行ったはいいですが、帰りの飛行

アラフォーガールの魅力を伝えるブログです。 9歳上のぼくの奥様はとても素敵。 ぼくが年上彼女のどこに、どのように惹かれ、結婚を決意するに至ったかを、 エピソードを交えて綴っていきます。 世に華咲くアラフォーガールのハッピーハンティングを、心から応援します。 “おっとこ前”な妻にご馳走してもらった食事の席では、ぼくが当時付き合っていた彼女の話題が出ました。 赴任先の支店は田舎でニュースの少ない土地。 周りに興味津々で彼女がいるか聞かれ、ぼくには北海道の故郷に残してきた遠距離恋愛中の彼女がいたため、正直にいますと答えていました。なのでこれは周知の事実。もちろん妻も知っていました。 食事をしている最中、ぼくはその彼女の話ばかりしてしました。 ぼくは妻が自分を恋愛対象にするなど夢にも思っていませんし、妻も彼女がいるぼくと付き合おうなどとは考えていなかったと思います。何しろぼくと妻には9つの年の差が

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アラフォーガールの魅力を伝えるブログです。 9歳上のぼくの奥様はとても素敵。 ぼくが年上彼女のどこに、どのように惹かれ、結婚を決意するに至ったかを、 エピソードを交えて綴っていきます。 世に華咲くアラフォーガールのハッピーハンティングを、心から応援します。 それからぼくは、妻という心強い味方を社内に得ました。 彼女はさりげなく、仕事でぼくを支えてくれました。 お得意先の好みは何か、稟議のハンコを誰にもらえばよいか、備品がなくなった場合はどこに発注するか、接待に役立つお店はどこか。 長い勤務経験を持つ女性の社内スキルは非常に高いため、若手社員がこのような女性を味方につけることはとても大事なことです。ぼくは彼女にサポートしてもらいながら、支店での仕事の進め方を学び、営業という本業へ力を集中することができました。 また彼女の社内人脈で他部署との連携がスムーズになりました。お得意先に同行してもらい