AppleがiPadで採用したプロセッサ「A4」については、これまでにも何度もその全容を知ろうという試みが各方面で行われており、小誌も最も新しい記事では「秘密がないのが秘密? - Apple A4アーキテクチャの謎とは」というタイトルでA4の最新情報について紹介している。 A4の正体がARM Cortex-A8のシングルコアにPowerVR SGXとスリム化したI/Oを搭載したSoCであることはほぼ既定事実となりつつあるが、一方でAppleが最近になり申請した特許の数々から、A4が内包する数々の新テクニックや設計思想に触れた分析も出てきている。 先の記事で、Ars TechnicaのJon Stokes氏が周囲からの情報を基に予測したA4の特徴は下記のものとなる。 ARM Cortex-A8 1GHzのシングルコア PowerVR SGX GPU 30ピン用ドックコネクタと一部メモリインタ
米Apple(アップル)社の「iPad」は、自社開発のプロセッサ「Apple A4」を搭載していることで話題になったが、このプロセッサを開発したチームのメンバーの多くがすでに同社を去っていることが明らかになった。Apple社を後にしたメンバーは、新会社を設立した。 Apple社は2008年4月に、米P.A.Semi社を2億7800万米ドルで買収した。この買収劇は、Apple社の半導体市場への参入の意向をはっきりさせ、世間を驚かせた(参考記事:アップル社が半導体市場に参入、P.A.Semi社を買収)。 P.A.Semi社は2003年に半導体業界のベテランが集まってできた企業だ。同社の共同設立者であり、CEOを務めていたDan Dobberpuhl氏は、米Digital Equipment社(DEC)で「Dec Alpha」や「StrongARM」などのプロセッサ開発に携わったことで有名だ。同
8月26日のHOT CHIPSのPC Chipsセッションで、中国科学院のGodson-3プロセサのマイクロアーキテクチャと題する発表が行われた。 中国は国家戦略として高性能CPUの開発を行っており、National Key Projectとして2020年までのサポートが決まっているという。その開発の中心が中国科学院(Chinese Academy of Science)のICT(Institute of Computing Technology)である。ICTは2001年からCPUの開発を開始し、2002年には32ビットプロセサであるGodson-1を完成している。このプロセサは中国で開発された最初の汎用マイクロプロセサである。 そして、2003年10月には64ビットアーキテクチャのGodson-2Bプロセサ、更に2004年12月にはGodson-2C、2006年3月にはGodson-2
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