[ 企業実務オンライン編集部 ] 印章(ハンコ)は身近な存在でありながら、意外にその種類や効力について「よく知らない」という人が多いようです。そんな印章の基礎的な実務知識をまとめました。 2枚以上の紙にまたがって押す「割印」と「契印」 捺印にはいろいろな方法がありますが、そのうち複数の紙にまたがって押すのが「割印」と「契印」(けいいん)です。 ①割印(わりいん)の押し方 「割印」は、コピーなどをして複数作成した文書同士にまたがって捺印するものです。これは、同一文書であることを示すため、また、どちらか一方の文書が改ざんされたり、原本を不正にコピーされたりといったことを防ぐ目的があります。また、領収書等の場合は、原本とその控えにまたがって押すことで、整合性を証明するのにも使用されます。 捺印位置については、特に定められていませんが、慣習として文書の上部に少しずらして押します。 また、契約書に割
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