スタートアップ経済は世界全体で3兆ドル近い価値を生み出し続けているとはいえ、新型コロナウイルスによってかなりの打撃を受けている。パンデミックが到来する前であっても、状況は理想と大きくかけ離れていた。インクルージョンという根本的な課題は根強く残り、価値の創出はひと握りの都市に集中し、ウィーワーク(WeWork)やソフトバンクなどのテック大手は行き詰まりを見せていたのだ。 そしていま、新型コロナウイルスの感染拡大という予期せぬ事態が到来したことで、スタートアップ各社は、消費者需要の低下と、ベンチャーキャピタルからの投資減少に見舞われ、従業員を大量にレイオフせざるを得なくなっている。こうした状況を伝えているのが、スタートアップのエコシステム調査企業「スタートアップ・ゲノム(Startup Genome)」がこのほど発表した「グローバル・スタートアップ・エコシステム・リポート」だ。これによると、ス
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