[東京 4日] - 9月3日午後12時半頃、北朝鮮は約1年ぶりとなる6回目の核実験を実施。同日午後3時半には「大陸間弾道ミサイル(ICBM)搭載用の水爆実験に完全に成功した」との声明を発表した。 これを受け、4日月曜日早朝の為替市場では円高が進み、ドル円相場は金曜日のニューヨーク終値(110.25円)に比べて1円程度円高の109円台前半まで一時下落した。 ここ数カ月、北朝鮮の行動は次第にエスカレートしてきているようにみえる。5月に3回、6月に1回ミサイルを発射した後、7月4日にはICBM「火星14」の発射実験に初めて成功し、7月28日にも再び「火星14」を発射。2回とも日本の排他的経済水域(EEZ)に落下させた。
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