前糖尿病という考え方について。 この1年ほど、今後アメリカでは2型糖尿病の発症率が一気に増え、医療費の高騰だけでなく、生活の質の低下につながる大きな問題として注目されるようになりました。 これは、日本にとっても対岸の火事では済まされない、対策を講じるべき可及的なアクションです。むしろ、日本の場合は、草刈り場のように、世界規模の巨大コングロマリット食品メーカーが作る甘味料、糖分過剰な食材が野放図に市場を闊歩していることから、今後、アメリカ以上に深刻な問題になる懸念さえ感じます。 アメリカやカナダでは、症状が現れ、2型糖尿病と診断される成人男女の数は増加ンおの一途を辿っていますが、そのままではいず2型糖尿病と診断される、いわゆる予備軍が潜在的に激しく増加しており、この予備軍を「前東京病(Prediabetes)」と呼び、2型糖尿病に移行しないよう、水際で食い止める予防策を啓蒙し始めています。