ブックマーク / number.bunshun.jp (5)

  • 二保旭、7年目のブレイクで年俸4倍!飛躍をもたらした工藤監督の言葉。(田尻耕太郎)

    人生大逆転だ。 11月27日、契約更改に臨んだホークスの背番号13二保旭は、その提示額に思わず息を呑んだ。 それは見たこともない「ゼロ」の数。今季年俸750万円から一気の4倍増、3000万円で来季の契約を結んだ(金額はいずれも推定)。 「僕は育成枠でプロに入ったから年俸240万円からのスタートでした。だから、急に給料が上がってもあんまり実感がわかない。でも今年は、プロになって、やっと胸を張って、少しはチームに貢献したと言えるシーズンを送ることができました」 44試合6勝1敗5ホールド、防御率3.25と活躍した。また、試合数よりも多い52回2/3を投げた。ロングリリーフもこなす便利屋という役割も、2年連続日一に欠かせなかった戦力として球団は高く評価したのだ。 1年前は真逆の心境だった。 戦力外も覚悟した6年目のシーズンオフ。 「昨年は1軍登板もなく戦力外を覚悟しました。秋にファームで登板す

    二保旭、7年目のブレイクで年俸4倍!飛躍をもたらした工藤監督の言葉。(田尻耕太郎)
  • ついにマウンドを降りた山本昌、「ドラフト会議」以来のある再会。(大平誠)

    32年に及ぶ史上最長の現役生活を終え、50歳にしてついにプロのマウンドを後にした山昌。Number889号「山昌、茅ヶ崎に帰る」の取材では、中学校時代の同級生で野球部のチームメイトでもあった大平誠氏が、三十数年ぶりとなる再会を故郷・茅ヶ崎で果たし、ふたりにとっての恩師である当時の野球部顧問、角田明氏を訪ねたのだった。今回、その取材後記を特別にお届けする。 「あれっ! 大平? 何でここに居るの。お前も一緒に話するの?」 母校の茅ヶ崎市立松林中学校に、当時の野球部顧問である恩師に引退の報告に訪れたスーツ姿の大男は、インタビュアーが同級生の筆者であることを理解するまでしばらく混乱していた。無理もない、別々の高校に進学し、32年という途方もない年月のプロ野球生活に踏み出す一歩となったドラフト会議前夜以来の再会である。 最多勝3回、41歳で無安打無得点試合を達成した通算219勝左腕の軌跡は、日

    ついにマウンドを降りた山本昌、「ドラフト会議」以来のある再会。(大平誠)
  • これぞプロ、館山昌平の「動じなさ」。自分の仕事を淡々と続ける男の凄み。(鷲田康)

    二桁勝利が2人いるものの、ヤクルトの先発陣は苦しい台所事情。館山の復帰、そして6勝はチームを救ったといえるだろう。 プロとはこういうものだと思う。 ヤクルトが14年ぶりの優勝へのマジックを1とした9月29日の神宮球場。勝てば胴上げという広島戦のマウンドを託されたのは、ベテランの館山昌平投手だった。 多くの野球ファンがご存知のように、館山は3度のトミー・ション手術(右肘靭帯再建手術)に、肩関節、股関節の手術など7度もその身体にメスを入れて全身には151針の傷跡が残っている。手術の度に想像を絶するようなリハビリを乗り越えて復帰を果たしてきた不屈の男である。 2度目のトミージョン手術は、2013年のことだった。 「肘から先が抜けて、皮だけでつながっているような感じでした。そこからはフォークしか投げられなかった。あの試合はあそこしか覚えていない。それ以外の記憶は全くない」 4月5日のDeNA戦に先

    これぞプロ、館山昌平の「動じなさ」。自分の仕事を淡々と続ける男の凄み。(鷲田康)
  • <ベイスターズ社長の独り言>第8回「“本物”を学ぶ球場視察」(1/2) [Real Story of 球団経営] - Number Web - ナンバー

    視察で訪れたマーリンズ・パーク。天然芝の導入には困難も伴うが、実現すれば、見た目の美しさだけでなく選手への負担減も期待できる。 photograph by YDB 7月中旬、今年も1週間の強行軍でMLBの球場を視察してきました。今回の6球場を含め、4年間で65を超える国内外のスタジアムを見てきました。「球場づくり」は球団経営の屋台骨です。ハード面で魅力ある球場をいかに「造り」、その上にソフトやストーリーを付加して、ファンとその街の方々に愛される唯一無二の球場を「創り上げる」ことができるかは、球団経営において、人任せにできない極めて重要な仕事だと考えています。 今回の視察で私たちが学びたかったポイントは2つです。1つは開閉式ドーム球場の実態について精通することです。 MLBにおける開閉式ドームの運営実態を探る。 横浜スタジアムは星空の下で野球観戦ができ、浜風を感じながらのビールが最高にうまい

    <ベイスターズ社長の独り言>第8回「“本物”を学ぶ球場視察」(1/2) [Real Story of 球団経営] - Number Web - ナンバー
    evangelist-k
    evangelist-k 2015/08/04
    うむむ
  • 今なぜ柴崎岳が鹿島のキャプテンに?指揮官が与える英才教育の最終試験。(田中滋)

    日本代表でも、まだキャップ数は少ないながら3ゴールを決めている柴崎岳。海外への意欲を隠さない男だが、今はキャプテンマークを巻いて鹿島のためだけにプレーしている。 3月14日、明治安田J1リーグ第2節鹿島対湘南がキックオフを迎える前、トニーニョ・セレーゾ監督は柴崎岳に「お前が付けるんだ」とキャプテンマークを手渡した。 3月8日の第1節の清水エスパルス戦も柴崎はキャプテンとしてピッチに立っていたが、それは3月4日に行なわれたFCソウルとのアウェイゲームでの疲労を考慮して小笠原満男が欠場していたからだと思われていた。しかし小笠原が復帰したこの試合でも、セレーゾ監督は“キャプテン柴崎”を継続。それ以来、鹿島のキャプテンマークは柴崎の左腕に巻かれている。それは、現在負傷離脱中の小笠原が格復帰してきても変わることはないだろう。 なぜ、トニーニョ・セレーゾ監督は、今季から柴崎にキャプテンマークを託した

    今なぜ柴崎岳が鹿島のキャプテンに?指揮官が与える英才教育の最終試験。(田中滋)
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