10月27 日本発のエボラ治療薬となるか〜アビガンの話 カテゴリ:医薬 西アフリカで発生したエボラ出血熱は、一部の国ではすでに鎮圧されつつありますが、いくつかの国では相変わらず猛威を振るっています。最近ではアメリカやヨーロッパにも飛び火し、日本も対岸の火事とは言っていられない情勢になってきました。正直、政治家の皆様におかれてはうちわとかSMバーとかは後回しにし、こっちの対策をしっかり打ってくれよと言いたいところではあります。 そのエボラ治療薬として、日本の薬が脚光を浴びています。富士フイルムの「アビガン」という薬で、もともとは富山化学が開発していた薬剤です。化合物名は「ファビピラビル」、かつてはT-705というコードネームで呼ばれていました。この薬が、恐るべきエボラウイルスに有効ではないかという結果が出つつあるのです。 抗ウイルス剤は、医薬の中でもいまだに最も難しい領域のひとつです。細菌の
ターミネーターの世界が現実に? 水の有無で形を変化させる「形状記憶ハイドロゲル」2012.12.09 23:00 そうこ フィクションとノンフィクションの線が細くなっていきます。 米国ニューヨークのコーネル大学、ダン・ルオ(Dan Luo)教授率いる研究チームが、形状記憶ハイドロゲルの開発を進めています。このハイドロゲルは織り交ぜられたDNAでできており、水の有無でその形を変化させます。水中では、記憶した形通り(写真ではアルファベットのD、N、A)になり、水がなくなるとその形が崩れ液体になります。再度水をいれると、再びDNAの形に。なんか聞いたことあると思ったら、これはまるでターミネーター2のT-1000のような動き! 研究チームでは、なぜこの素材がこのような動きをするのかはまだわかっていません。しかし、素材が形を保とうとする力が非常に弱く、重力や表面張力でそれが簡単に崩れてしまうからでは
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