望遠端まで伸ばしたニコン「P1000」(ちなみにレンズフードも付属します)。モデルの子もつい笑っちゃうレベルでありました いやもうデジカメ史上もっとも荒唐無稽、といっても過言じゃないカメラが発売されたのである。荒唐無稽の前に前代未聞空前絶後超弩級とつけてもいいくらい。まあ突出した個性を持つ……どころか思い切り突き破ってるカメラである。 それが巨大なコンパクトカメラ、ニコンの「P1000」。 そもそも前モデルからして、トンデモなかったのだ。ほとんどのメーカーが50倍だ60倍だと競ってる中でいきなり85倍ズームが登場した。それが「P900」で、2015年3月のこと。 その後、コンデジ市場の低迷ともに超高倍率ズーム機も下火になり、P900の後継機も出ないので、もうこのジャンルも終わるのだろうかと思いきや、うちはまだ忘れていませんよとばかりにP1000がやってきたのだ。 85倍でもトンデモなかった