僕は、村上春樹の小説の中の「僕」が羨ましい。 風の歌を聴け (講談社文庫)posted with ヨメレバ村上 春樹 講談社 2004-09-15 AmazonKindle楽天ブックス7net そう考えている男は僕だけじゃないと思う。特に20代の男にとって、「僕」は眩しくて仕方ないのだ。 ではなぜ羨ましいのか、それを僕は常々考えていた。そしてここ最近、その理由を知ってしまった。そう「知ってしまった」のだ。日本語の「〜してしまった」には「〜しなければよかったのに」という意味が含まれていることは皆さん承知であろうと思われますが、まさに知ってしまった。 なぜ知ってしまったのか。これは、話が長くなるけれど語らせていただく。まず僕は、一人暮らしを始めた。実家から通っていた大学だが、3時間の通学に耐えられなくなり大学から徒歩3分の場所に部屋を借りた。そして、僕は1年休学していた上にサークルも入っていな