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  • 新自由主義が民主主義の土台まで侵食している | みすず書房

    新自由主義が民主主義の土台まで侵している ウェンディ・ブラウン『いかにして民主主義は失われていくのか――新自由主義の見えざる攻撃』中井亜佐子訳 2017.05.25 新自由主義が世界を動かすようになってすでに数十年。民営化、規制緩和、市場拡大をすすめ、その結果、格差の拡大と固定化が問題になっている。だが、それだけだろうか。 新自由主義のもっとも深刻な結果は、民主主義の崩壊だと、書の著者ブラウンはいう。新自由主義が民主主義の土台まで侵していることを、書はあぶりだす。 そのキーワードが「人的資源」「投資」「格付け」「ベンチマーキング」「ガバナンス」などの言葉だ。これらが目指すのは、じつは収益ではない。 新自由主義は経済の言葉を別の領域に流入させる。そこが大事なところで、なぜ新自由主義が経済と関係のない領域を経済化するのかという謎を解く鍵がある。来は経済原則で動いていない領域の原則を経

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