高知県奈半利町のふるさと納税を担当する課長ら3人が、町内に住む課長の親族の住民票を別の自治体に不正に移した疑いで逮捕されました。この親族名義の口座には返礼品を請け負う水産会社から多額の現金が振り込まれ、警察は町の税務調査で発覚しないように住民票を移したとみて詳しく調べています。 逮捕されたのは、奈半利町でふるさと納税を担当する地方創生課の課長、森岡克博容疑者(45)と、課長補佐の柏木雄太容疑者(41)、それに返礼品を請け負っていた水産会社の社長、松村通成容疑者(30)の合わせて3人です。 警察によりますと、3人はおととし11月、町内に住む森岡課長の親族の住民票を高知県内の別の自治体に不正に移した疑いが持たれています。 この親族の口座には水産会社から100万円を超える現金が振り込まれ、警察に対して松村社長は返礼品の扱いをめぐって町から便宜を受けていたという趣旨の話しをしているということです。
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