ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (5)

  • 10年で世界の魚の数を回復できる、研究報告

    このオナガザメのように、来漁獲対象でない魚が網にかかってしまうことは、世界中の漁業者にとって頭の痛い問題となっている。(Photograph by Brian Skerry, National Geographic Creative) 長らく減り続けている世界の魚の生息数が、わずか10年で回復でき、同時に漁業者の収入も増えるとする論文が、学術誌『米国科学アカデミー紀要(PNAS)』に発表された。(参考記事:「クロマグロ 乱獲の果てに」) 方策は、漁獲の権利を割り当てる制度をより多くの国々で導入すること。すでに米国や中米ベリーズなどいくつかの国で効果を上げているやり方だ。「私は長い間、漁業問題に携わってきましたが、これほど画期的な結果が出るとは思ってもみませんでした」と、論文の共著者で環境保護団体「エンバイロンメンタル・ディフェンス・ファンド」に所属する漁業科学者のアマンダ・リーランド氏は

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    exactman
    exactman 2016/04/01
  • 画期的な蓄電池を開発、住宅用にも 米ハーバード大

    米ハーバード大学の研究チームがこのたび無害、非腐性、不燃性の新しい素材を使った、安全安価で高性能なフロー電池の開発に成功した。(PHOTOGRAPH BY ELIZA GRINNELL, HARVARD PAULSON SCHOOL OF ENGINEERING AND APPLIED SCIENCES) 太陽光発電のみで電力をまかなえる家に住みたいと願うなら、曇りの日用に電力を蓄えておけて、発火するおそれのない安全な電池が必要だ。米ハーバード大学の研究者が、そんな蓄電池を考案したと科学誌「サイエンス」9月25日号で発表した。 未来の電池を開発しようと世界中の研究者がしのぎを削るなか、今回開発されたのはフロー電池と呼ばれるタイプのものだ。安価で無害、非腐性かつ不燃性の材料でできており、しかも高性能であるという。(参考記事:「日の切り紙「網」の技術で太陽電池の集光3割増」) 「誰でも使

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    exactman 2015/09/29
  • 日本はどう?再生可能エネルギー普及、世界で加速

    オランダ、フレボラントの海岸線に沿って並ぶ風車。ほぼ全域で海抜0メートルを下回る農場を、堤防が守っている。(Photograph by George Steinmetz, National Geographic) 世界中で再生可能エネルギーの導入が進んでおり、そのペースは化石燃料を上回る。ランキング上位の中には、意外な国もあるかもしれない。 国連環境計画(UNEP)事務局長アヒム・シュタイナー氏は、「再生可能エネルギーの普及は再び活発化しており、2014年に新たに加わった正味電力量の半分近くを占めている」と語る。この分野への投資は2012年と13年に落ち込んだが、2014年には回復に転じた。再生可能エネルギーのうち最も大きな割合を占めるのは水力発電で、風力とバイオマス発電が続く。一方、普及のペースが最も速いのは太陽光だ。 再生可能エネルギーの導入で世界をリードする国々を見てみよう。米国エネ

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    exactman 2015/07/17
  • トゲ肌からツル肌に早変わりする新種カエルを発見

    変身前:ツルツル肌状態のパンクロッカーガエル(Photographs by Lucas Bustamante, The Zoological Journal of the Linnean Society) 南米エクアドルの熱帯雨林の奥深くで、体の形を劇的に変化させられる不思議なカエルが見つかった。エクアドルと米国の研究者が3月24日付「Zoological Journal of the Linnean Society」誌に発表、学名をPristimantis mutabilis(変わりやすいアマガエルといった意)と名付けた。 著者の一人である両生類研究者キャサリン・クリナック氏は、2009年のある夜、体をたくさんのトゲに覆われたビー玉ほどの大きさのカエルを見つけた。新種と思って持ち帰ると、それは滑らかでぬるぬるした肌の動物に変わっていた。「間違えて別のカエルを持ち帰ったと思い、自分に腹を立

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    exactman 2015/03/28
  • カタツムリの「恋の矢」が相手の寿命短縮、東北大

    カタツムリが交尾の際に突き刺す鋭い矢「ラブダート(Love dart)」が、交尾相手の生殖能力を低下させ、寿命を縮める可能性があることが、東北大学の生物学者、木村一貴氏らの研究で明らかになった。3月10日付の『Proceedings of the Royal Society B.』誌に発表された。 カタツムリには、雌雄同体のグループと雌雄異体のグループがある。そのうちラブダートを突き刺すのは、雌雄同体のカタツムリの一部。ダートはカルシウムでできていて、カタツムリが相手の体にこれを刺すと、ダート表面に塗布された特殊な分泌液が送り込まれ、卵子を受精させるのを手助けする。 複数のパートナーと何度も交尾する習性を持つカタツムリにとって、とても役に立つ道具だ。ところが今回の研究では、交尾に欠かせないこのダートが、相手の生殖能力を低下させ、寿命を縮めてしまうことが明らかになった。 利己的な「恋の矢」

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    exactman 2015/03/16
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