ブックマーク / somethingorange.jp (5)

  • おまえたちが文句ばかりいって一向に読もうとしないから、代わりに『大転生時代』を読んでやったぞ。 - Something Orange

    ただ、これ、読み終えたからいえるのですが、なろう小説はあまり関係ないんじゃないかなあ。 最初から最後まで舞台は現代社会だし、「転生」という概念をキーに物語が進むことはたしかであるものの、逆にいうとそれだけのことでしかなく、「なろう小説らしさ」はほとんどない。 なろう的なものからインスパイアされていることはたしかだとしても、とくになろうに対するパロディ性とか批評性も感じない。いちおうネタバレを避けたうえでいうなら、SFとしてもそこまですごい作品ではないと思う。 ただ、それなら箸にも棒にも掛からぬ駄作なのかといえばそこまででもない感じではあるので、ぼくの感想は「うーん、普通?」というどうにも煮え切らないものになってしまう。 しょうじき、「読む前は見下していたけれど、思わぬ傑作でした!」とか「あまりのつまらなさに大草原不可避wwwwwwwwww」みたいなことを書けたら良いと思うのだが、どうもそう

    おまえたちが文句ばかりいって一向に読もうとしないから、代わりに『大転生時代』を読んでやったぞ。 - Something Orange
    exciteB
    exciteB 2024/09/26
    20年前のはてな論壇っぽい。/レヴィナスのいう「他者」は「わからない者、理解できない者」。意のままにならぬもの。/フェミとネトウヨ。対立する親と子 資本家と労働者とか。
  • 男女最終戦争は核ミサイルよりも早く世界を破滅に追い込む。 - Something Orange

    電子書籍の時代では、深夜の0時から新刊を購入することができる。さっそく買って、読んでみた。 ストーリーはマンネリだが、シャープな文体はあいかわらずの切れ味。ぼくやあなたが生きているのと同じ時代の池袋、その汚れた街を舞台としたストリート探偵・真島マコトの冒険を存分に楽しむことができる。 収録された四つの中短編のなかでも最も面白く興味深いのは最後の「男女最終戦争」だ。 例によって他の作品の倍の長さがある中編で、テーマはいまもネットを中心に繰り広げられる「男と女の戦い」。たがいにあいてを卑劣な悪とみなした一群の男女が繰り広げるむなしくも壮大な「最終戦争」である。 物語のなかではフェミニズムを笑い倒すお笑い芸人のファンのなかから、フェミニストをねらって硫酸をかけるアシッドアタックを実行する男があらわれ、マコトがその特定に挑んでゆく。 きわめてむずかしいテーマだと思うのだが、男性にも女性にもとくべつ

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    exciteB 2024/09/24
    韓国でも米国でも激化してる。マスコミや広告代理店が「自由恋愛」「モテ」「生殖」をレジャー産業化して競わせたり、コンプレックス商法を煽ったりした資本主義の反動だろう。
  • 「いったいホストに何千万もつぎ込む売春女のどこが貧困なんだよ(笑)」「ここです」。 - Something Orange

    「ホス狂い」という言葉をご存知だろうか。 主に女性をあいてにする遊興施設であるホストクラブに通いつめ、何百万、何千万という大金を浪費して「ホスト遊び」に夢中になる女性たちを指す俗語だ。 そういった女性たちのなかには、違法な売春を行ってそのカネをホストに貢ぐ人物が少なくないことが知られており、社会問題化している。 ホス狂い ~歌舞伎町ネバーランドで女たちは今日も踊る~(小学館新書) 作者:宇都宮直子 小学館 Amazon ホス狂い 作者:大泉りか 鉄人社 Amazon メイド喫茶で働いてお金貯めて整形してコスプレイヤーになってホス狂いしてAV女優になった話 hilia TALK 作者:高嶋 めいみ 主婦の友社 Amazon そうでなくても一般に「ホス狂い」は社会的逸脱として見られる行動であり、社会が彼女たちを見る目は冷たい。 もちろんインターネットでもそうで、ツイッターを検索すると、そのよう

    「いったいホストに何千万もつぎ込む売春女のどこが貧困なんだよ(笑)」「ここです」。 - Something Orange
    exciteB
    exciteB 2023/11/01
  • 「強い女」とはだれのことか。『ナウシカ』から『鬼滅の刃』まで「男性向け」コンテンツの女性像を考える。

    このようなツイートを見かけた。 「強い女」概念、しばしば「わがまま」とか「男をいじめたりアゴでこき使う」になりがちで、まあある種の願望の発露なんだろうけど、「え~、君にとっての『強い』ってそういうことなんだ…」と思ってしまう。 それってサル山のボス的な強さであり、「有害な男らしさ」に属するものじゃないかなぁ。 — 新納 (@niinow_g) 2023年10月22日 ここから「強い女」を巡るやり取りが色々と広まっていったようだ。たとえばこういう話もある。 「強い女」、個人的には、正直なところ草薙素子とかエボシ様とかそこらへんの偉大なる前例が良すぎて、そこから発展させるのがすごく難しく感じる次第です(宮崎駿とか富野由悠季とか押井守とか庵野秀明とか幾原邦彦とかが描いてきた「強い女」の引力が強すぎるんだ! 助けてくれ!!!!) — 籠原スナヲ (@suna_kago) 2023年10月23日 「

    「強い女」とはだれのことか。『ナウシカ』から『鬼滅の刃』まで「男性向け」コンテンツの女性像を考える。
    exciteB
    exciteB 2023/10/30
    「草薙少佐やエボシは男が作った強い女」だとさ。/「娘らしい女らしいままでツヨイ」というのが「ロリコンスケベ左翼おやじ」の性癖願望そのままなんだよな。/そもそも強く優れるものは性別を超越する
  • なぜ、ただのアニメやゲームが人を救うのか、宗教的に説明するよ。 - Something Orange

    ①「オタク文化と宗教のアフィニティ(親和性)」 たとえば、そう、何気なく眺めていた報道番組で、何の罪もない子供が亡くなる事件が放送されていたとき。ふと、何ともいえず哀しく、薄ら寒い気持ちにならないでしょうか。 その子は大人から虐待を受けていたのかもしれませんし、純粋に不幸な事故で落命しただけかもしれません。いずれにしろ、かれ/彼女は、一見して平和で安全なこの社会に開いた「虚無の穴」へ墜落してしまったのです。 「虚無」は社会の至るところに穴を開けています。そのとき、あなたも、その報道を通しその深淵をほんの少しのぞき込んだといって良いでしょう。 戦慄の体験。 とはいえ、あなたはあまり長い間その記憶を引きずらないに違いありません。その出来事はきわめて痛ましいけれど、あくまで見知らぬ子供のことに過ぎませんし、いつまでも気にかけるには人生はあまりに忙しないこともたしか。ひとまずは、そういえるでしょう

    なぜ、ただのアニメやゲームが人を救うのか、宗教的に説明するよ。 - Something Orange
    exciteB
    exciteB 2023/07/23
    アイロニカルな没入時代から、不安定を嫌ったベタな没入時代になっているという話だが、没入先がワンクールの高速で流動しているから結局は変わらん。/4大宗教レベルの話ではなく村祭レベルの没入。
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