3月14日、“車いすの天才物理学者”として知られるスティーヴン・ホーキング博士が亡くなった。博士は晩年、「人類に残された時間はあと100年」と、多くの“警告”を繰り返し発していた。そのメッセージの意味とは? ’17年、米国カリフォルニア州では大規模な火災が相次いだ。気象学者たちは、地球温暖化による高温と乾燥した風が被害に拍車をかけていると指摘している 写真/時事通信社 人類最大の脅威の一つとしてホーキング博士が指摘していたのが、地球温暖化だ。 ’17年7月、英国放送協会(BBC)のインタビューで、地球温暖化防止の国際的な合意「パリ協定」から、米国トランプ政権が離脱を表明したことを博士は厳しく批判。米国の離脱で地球温暖化が加速、このまま人類がCO2を排出し続けるなら「気温250℃、硫酸が降り注ぐ、金星のような高温の惑星へと地球を追いやるだろう」と警告した。 ホーキング博士は「地球温暖化は後戻
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