interview Michel Camilo : ミシェル・カミロ に影響を与えたビッグバンド・ジャズと『Essence』のこと ドミニカ共和国出身のラテンジャズの巨匠ミシェル・カミロはピアニストである。同時に「On Fire」のような名曲を生み出した作曲家でもある。そして、ミシェルは編曲家でもある。これまでにクラシックのオーケストラやジャズのビッグバンドとの共演を幾度となく果たしていて、共に録音も複数回ある。ラテンジャズをベースにしたアンサンブルに関しては、かなりキャリアと経験がある人なのだ。 ここではビッグバンドでのアルバム『Essence』をリリースしたのをきっかけにピアニストではなく、むろんラテンジャズのプレイヤーでもなく、《作編曲家》としてのミシェル・カミロについて話を聞いた。おそらくそれはジャズピアニストやラテンジャズのプレイヤーとしてのミシェル・カミロを深く知るための大きな