わたしがいつぞやネットを探して古本屋で見つけた 元海軍主計中佐、瀬間喬著「日本海軍生活史話」は、旧海軍の「食」に関する あらゆる資料が掲載されている労作(昭和60年発行)です。 食べることはある意味戦闘以前に軍隊にとって重要な一事であるため、 それらを司る役目である主計は重職であり、その元主計士官によって集められた資料は 海軍に留まらず戦前の日本の「食」のあり方を窺い知る貴重な記録となっています。 んが、ありがちなことですが、実際のところ日本海軍は糧食、補給、廚業に対し まともな関心を払わぬことが多かったようです。 この著者である元海軍主計中佐に言わせると、糧食に関することは主計科に丸投げで、 肝心の主計科士官たちの中でも、本流は会計経理に進むため、 衣食に携わる主計業務は蔑視に近い軽視という扱いを受けていたというのが実情だったそうです。 それでは陸軍はどうだったかというと、なぜか海軍より
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