「シュレーバー症例」のモデルとなった、ドレスデン控訴院民事部部長のダニエル・パウル・シュレーバーのこと。 中年期以降、妄想・強迫観念・異常体験などを主訴とする精神疾患を患う。1903年、自らの精神疾患を詳細に記述した『シュレーバー回想録』(旧題『ある神経病者の回想録』)を著す。同書はフロイトやラカンに多くの影響を与えた。 ちなみに、現在日本で使われている「ラジオ体操」は、彼の父、モーリッツ・シュレーバーの発案によるものである。 シュレーバー回想録―ある神経病者の手記 (平凡社ライブラリー) 作者: ダーニエール・パウルシュレーバー,Daniel Paul Schreber,石澤誠一,尾川浩,金関猛出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2002/12/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 186回この商品を含むブログ (22件) を見る