すべて、フィンランドのムーミン・キャラクターズ社の公認作家であるリーナ&サミ・カーラ夫妻が今回のために書き下ろしたものです。 見てみて心から感嘆。細かい線の感じに、北欧らしい独特の色使い。ムーミンのみならず、ちびのミイやニョロニョロのいきいきした感じ。読み終わるとほっこりとした余韻に浸れる、質感がよい絵本です。 8月5日から登場するのは「ムーミントロールのひみつのみち」「ムーミンだにのサプライズ」「ムーミンママのいなくなったこねこちゃん」の3つ。これらは短い話が描かれたストーリー絵本。各14P程度。文字は小さめですが、漢字はないので、4、5歳から読めると思います。 特に記者が好きなのはムーミントロールのひみつのみち。ムーミンがミイにそそのかされて“ひみつのみち”を冒険するのですが、行けども行けども怪しい道で、夜には嵐。子供ころ、知らない道を歩いた時にハラハラしたあの感情が湧いてきて、自然に