今日も美鈴は紅魔館の門を程よくサボり、程よく気を引き締めながら守っていた そんな時魔理沙がやってきた 「お邪魔するぜ」 「はいはい、勝手に通りなさい。どうぜ図書館に用があるんでしょう?」 面倒くさそうに手をヒラヒラと振り、あっさりと門を開けて魔理沙に道を譲る 「いいのか?」 「私がどう足掻いたって押し通る気でしょ? あんたのせいでまた門を壊されたらそのほうが面倒よ」 所々皹の見受けられる門を見ながら美鈴はため息を吐く これまで魔理沙を通さないために繰り広げられた弾幕ごっこの傷跡である。もう何度修理したかわからない 仮に撃退したとしても魔理沙は裏口から侵入するので結局は意味が無い。なら素通りさせたほうが被害が最小限で済むと判断した 「そうか、ようやく弾幕ごっこで私に敵わないと気づいたか」 「そうじゃなくて、これ以上門が壊れるのが嫌なだけで、それに本は盗むけどあんたは実質無害だし・・・・・・・
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