漫画「進撃の巨人」に登場する、人類が対巨人用に開発した武器。人間を捕食する巨人によって絶滅寸前まで追い込まれた人類が無数の犠牲の上に開発した武器である。 巨人は手足を吹き飛ばされても瞬く間に再生してしまうので、大砲や爆薬が役に立たない。しかし後頭部を大きく損傷すると、再生する事無く絶命するという弱点がある。対巨人用の訓練を積んだ兵士は、肉をそぎ落とす為の「超硬質ブレード」と、巨人の後頭部へ跳躍する為の「立体機動装置」を装備し、巨人に対して(絶望的な)戦いを挑む……。 ところで、少し視点を変えてこの武器の事を考えてみよう。現実の世界では、豪腕の人間でも馬の首を切り落とす事がやっとだ。何故なら馬の筋肉や骨を切断するのに必要な加重を叩き出す事が人間では不可能だからだ。普通に考えれば人間が体長15mの巨人の肉をそぎ落とす事は不可能なのだが、一つの回答として「立体機動装置」が考案されている。 兵士は