かゆみや炎症などの自覚症状がないため、ただの乾燥肌かアカギレかと思って放置してしまうのが「かかと水虫」の怖いところ。主な症状は、かかとが白く乾燥してひび割れてきたり、皮膚がガザガザして硬く厚くなります。中には、白い粉をふくような症状がでて、こすると皮がボロボロめくれることも。こうした症状があれば、かかと水虫を疑いましょう。 かかと水虫の原因は、カビの一種である白癬菌(はくせんきん)が、足水虫から徐々に角質層まで浸透することで起こります。「気がついたら、かかと水虫になっていた!」とならないよう、日頃から足裏、特に指の間やかかとをチェックするといいですね。 かかと水虫に気づかず、かかとの乾燥が気になるからと保湿クリームをたっぷり塗ると、カビが好む多湿の環境を作ってしまい逆効果です。 また、かかとのひび割れを軽石でこすると、ツルツルとしたキレイなかかとになったように見えますが、これまた要注意!
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