「アメリカ・インディアンは、森、川、空を無数の超自然の目に見えない存在で満たした。湖の底に住むというインディアンの種族の伝説もあれば、昼間は決して人目に触れないが、夜になると秘密の洞窟から出てきて軽率な旅人を待ち伏せる種族の伝説もある。また人間の体と蝙蝠の翼を持つ蝙蝠インディアンという種族もいて、彼らは暗い森や人の近づけない崖に住み、大枝や岩の突出部から頭を下にしてぶらさがって眠っていた。」 (マンリー・P・ホール 『象徴哲学体系 Ⅳ 錬金術』 より) マンリー・P・ホール 『象徴哲学体系 Ⅳ 錬金術』 大沼忠弘・山田耕士・吉村正和 訳 人文書院 1981年10月30日 初版第1刷発行 1986年7月20日 初版第4刷発行 330p A5判 丸背紙装上製本 カバー 定価3,000円 「THE SECRET TEACHING OF ALL AGES AN ENCYCLOPEDIC OUTLI