オランダ・ロッテルダムの裁判所でメディアの取材に応じる体外受精(IVF)で生まれた人々(2017年6月2日撮影)。(c)Remko de Waal / ANP / AFP 【4月13日 AFP】オランダにあった不妊治療クリニックの院長が自分の精子を治療に使用していた問題で、少なくとも49人が院長の血縁上の子どもであることが分かった。このクリニックで生まれた子どもとその親を代表する団体「ディフェンス・フォー・チルドレン(Defence for Children)」が12日、DNA鑑定の結果として発表した。 クリニックの院長だったヤン・カールバート(Jan Karbaat)氏は2017年に89歳で死亡。また、クリニックは不正が報じられた後、2009年に閉鎖されている。 同団体は、カールバート氏は女性らがロッテルダム(Rotterdam)にあった同氏の不妊治療クリニックを訪れた後に生まれた子ども