四角いかたちで、さまざまなデータを記録して持ち運べる「フロッピーディスク」。その自動販売機が英国で残っていると評判になったのが9月のこと。呼応するように、日本でも伝説と呼ばれる自販機の話題が再び盛り上がっている。そう「TAKERU(タケル)」だ。 TAKERUは30年前にブラザー工業が開発した機器で、厳密には「ソフトベンダー」。PCで遊べるゲームやアプリケーションを自由にダウンロードし、フロッピーディスクに入れて買うことができた。 インターネットが一般家庭に普及する10年以上前に、「App Store」や「Google Play」のような仕組みを実現した、画期的な発明だった。 最盛期は全国に300台を設置したが、1997年に惜しまれつつすべて稼働を終了した。愛知県名古屋市にあるブラザー工業の展示館に1台が往年の勇姿をとどめている。なお、TAKERUの技術は通信カラオケ「JOYSOUND」に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く