スターバックスやマクドナルドなどの大手外食チェーンをはじめ、“環境意識高い系”カフェなどで出されるストローがプラスチックから紙製に変わってきた。理由は、化石燃料由来のプラスチック製品の海洋汚染問題だ。近年、特に懸念されているのは、5ミリ以下のマイクロ(微小)プラスチックによる生態系への影響だろう。 ストローが鼻に刺さったショッキングなウミガメの映像をきっかけに、ストローが海洋汚染プラスチックの象徴として取り上げられたが、プラ製ストローがプラスチックゴミに占める割合は0・1%以下にすぎない。 マイクロプラスチックは、レジ袋やペットボトルなど化石燃料から工業生産されたプラスチック全体の問題だ。プラスチックは紫外線でもろくなり破片になりながらも残り、分解されない。海に漂流し続けるプラスチックを魚などが誤嚥、食物連鎖の頂点にいる人間の健康にも影響するのではないか、と懸念されている。 洗顔料や歯磨き
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