中央日報系で、文在寅政権の応援団であるテレビ局「JTBC」のニュースサイトが、韓国「鬼滅の刃」の“旭日旗”騒動についてニュースで取り上げた。主人公の耳飾りが旭日旗に似ている、という勝手な理屈で反日団体が劇場版やNetflixにデザイン変更を求め、それを認めさせるという騒動はすでに度々報じられている。番組での取り上げ方と現地のウェブでの反応を見てみよう。 配信記事のタイトルは《反省のない日本…鬼滅の刃、旭日旗狩りにやられた》 彼らが目をつけたのは、実はデイリー新潮が3月9日に配信した記事《韓国「鬼滅の刃」で“旭日旗”に非難、Netflixで「炭治郎の耳飾り修正のご都合主義」》である。 この記事を紹介したうえで、日本を批判する側の声を紹介する、というつくり。 9日の記事では「鬼滅の刃が韓国劇場版に続き、Netflixでも旭日旗狩りの犠牲になった。そのきっかけを作ったのは、サイバー外交使節団『バ
『シン・エヴァ劇場版』の高クオリティを実現した、庵野秀明の巧みな経営戦略 スタッフに利益が還元されるシステム そう考えれば株式会社カラーは、旧態依然なアニメ業界のシステムを変革するための橋頭保にもみえる。 冒頭で庵野が忌避していた、経営者になれば「守りのフィルム作りになってしまう。(サラリーマン的な)会社のためのフィルム作りって面白くない」という考えは、株式会社カラー設立後に発表した「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズや『シン・ゴジラ』ほか一連の作品を観れば杞憂であったことは明白だ。 前出の『風にふかれて』のなかで、相談を受けた鈴木が、なぜまた『エヴァ』をやるのか、新作をやればいいのに、と問うと、庵野は「世間はそんな甘いもんじゃない」と答えたという。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズを終えた庵野秀明とスタジオカラーが、アニメーションとその業界にどんな新風を巻き起こすのか、まずは今夏公開予
『シン・エヴァ劇場版』の高クオリティを実現した、庵野秀明の巧みな経営戦略 スタッフに利益が還元されるシステム 「会社のためのフィルムは面白くない」 「理解してしまったら経営者になってしまいますよ(笑)。自分がそうなったら、守りのフィルム作りになってしまう。(サラリーマン的な)会社のためのフィルム作りって面白くないんですよ、やっぱり」(1997年刊行の『庵野秀明 パラノ・エヴァンゲリオン』より) これは、当時在籍していた株式会社ガイナックスが、『トップをねらえ!』を下請けのスタジオに丸投げしようとしていたことを非難した、庵野秀明の言葉だ。ガイナックスの元社長が「庵野は会社を経営するということの困難さをまったく理解していない」と発言していると聞いて、冒頭のように答えている。 この発言から10年後の2006年、庵野は自らが代表取締役を務める株式会社カラーを設立することになる。 2021年3月8日
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