中澤氏は2007年にカシオ計算機へ入社。当初は営業職に身を置いていたが、2008年4月にカシオ日立モバイルコミュニケーションズ 第二事業部 企画チームへ異動となり、ソフトバンクモバイル向け新製品の企画を担当することになった。1984年生まれの中澤氏は当時23歳。20代前半の女性が商品企画を担当するのは、同社では異例のことだ。それは、ソフトバンクモバイル830CAが女性を主なターゲットにしていたことが大きく関係している。 中学1年生からケータイを使い始めた中澤氏は、今まで43機種、平均すると1年で3.5台ものケータイを使ってきたという。そんな“ケータイ世代”として若者ならではの使い方をしてきた同氏だからこそ、20代の女性向け機種の企画は適任だった。今でも4台のケータイを同時に使っている同氏だが、ケータイオタクではないという。機能やスペックよりも、新しい機種やかわいい機種そのものへの関心が強い
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