2015.03.26 帰ったらダメ! 京都で「ぶぶ漬け」の王座を決めるイベントが開催 著者:Jtown NET (Jタウンネットより) 京都は1000年の都だけに、さまざまな伝説がある。「ぶぶ漬け」伝説もそのひとつ。客が長居すると、「何にもおへんのどすけど、ぶぶ漬けでも一杯いかがどすか?」と声をかけられるという。ぶぶ漬けとはお茶漬けのこと。これには、そろそろ帰ってという意味が込められていると言われている。 お客を送り出すときの常套句が「ぶぶ漬けでも」であり、それに返す言葉は「また今度」。このやりとりを何度か繰り返して、ようやく別れるのが、京都の決まりごと、一種、儀式である――実際にはそんなことは言わないらしいのだが、直接的にモノを言わない京都人の気質を表した話といえようか。