お久しぶりです。 羅臼自然保護官事務所の菅原です。 アライグマは、北アメリカ原産の特定外来生物で、さまざまな動植物を幅広く捕食する雑食性であり、さらに繁殖力が強いことから自然環境への影響が懸念されています。ここ知床国立公園でもたびたびアライグマの目撃情報が寄せられており、希少な生態系や野生動物などへの影響が問題視されています。羅臼では、アライグマの木に登る習性からシマフクロウへの影響が心配されています。 ここで、簡単なアライグマとタヌキの見分け方をご紹介します。 アライグマ特徴 ・目の間の黒い線 ・シマシマの尻尾 タヌキ特徴 ・黒い足 ・一様な色の尻尾 一番の特徴は、尻尾です。アライグマは縞模様の尻尾を持っています。 タヌキの尻尾には縞模様はありません。 アライグマが日本に定着してしまった理由は、ペットブームです。 アライグマは、その風貌のかわいらしさからペットとしてとても人気がありました
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