ストーリー 手塚治虫のライフワーク『火の鳥』の、掲載誌を「COM」から「マンガ少年」に移して再開した第1弾です。 恋人のジョージと少女ロミが無人の惑星エデン17で、ふたりだけの新生活を始めた矢先、ジョージは事故で死んでしまいました。 しかし、そのときロミはジョージの子どもをみごもっていました。 ロミはその子どもと自分だけで星を守る決心をし、ジョージの子どもとの間に子孫をつくるために人工冬眠を繰り返します。 けれども、それを何度くりかえしてもなぜか男しか生まれません。 ところが、ロミが何度目かの冬眠から目覚めると、そこにはロミの子孫たちによって、エデンという豊かな街ができていました。 火の鳥が、宇宙の不定型生物ムーピーとロミの子孫との間に子どもをつくらせたのでした。 ロミはそのエデンの女王になりましたが、しだいに地球へ帰りたいという思いがつのってくるのでした。 ある日、エデン人の少年コムは、