法律で定められた「照度」 『消防法』:映画館・劇場の客席誘導灯について 客室で測った照度が0.2ルクス以上となるようにすること。 『労働安全衛生規則』:作業現場の照明について 事業者は、労働者を常時就業させる場所の作業面の照度を、同表の下欄に揚げる基準に適合させなければならない。 ・精密な作業 300ルクス以上 ・普通の作業 150ルクス以上 照度を測定する計器を「照度計」と言います。照度は「測光量」ですので、人間の眼の感度特性をシミュレートさせるよう、色フィルタ等が組み込まれています。 照度計については、使用される状況にあわせてJISで細かく規定されています。また、照度計は、水道メーターやガスメーターと同様、型式承認や検定が発生する、計量法上の「法定計量器」に指定されています。 JIS(日本工業規格)における規定 JIS C1609-1993 精密級 研究室レベルで要求される高精