URN (Uniform Resource Name) とはネットワーク上のリソースを、「場所」という概念に依存せず、「名前」によって永続的(persistent)に特定しようという識別子です。リソースを永続的に特定できればそれをURNと呼ぶ広い意味での用法もありますが、IETFで討議されRFC化された意味では、定められた書式に則り、登録された名前空間のもとでそれぞれのルールに従って記述することになっています。 URNの一般概念 URNの構文と登録 登録されているURNのいくつか OASIS空間 公開識別子空間 IETF空間 ISBN空間 永続性に関するノート 永続性にこだわらないinfo:スキーム URIの時間スライスで「永続性」を確保する試み RFC 8141によるURN 参照文献 URNの一般概念 URIの概念を定義している[RFC2396]では、URNは次のように定義されています: