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Googleは先ごろ、OS事業への参入を決定したと発表した。この記事を書いている時点では、Microsoftはコメントを出していない。だが気になることと言えば、Microsoftの人たちの脳裏にどんな思いがよぎっているのだろうかということくらいだ(わたしの想像では、それなりの笑いが起きているだろう)。 ソフトウェアビジネスで何度も遭遇する問題の1つに、専門外の事業に手を広げようとする企業の問題がある。ソフトウェアの世界ではよく見られる問題だ。ソフトウェア事業を手掛けていない企業が、独自ソフトの自社開発に乗り出すことはままある。わたしはかつて、通信業界向けのソフトを提供する企業で働いていたことがある。その会社は大手の通信企業(世間で名の知られた企業)から依頼を受けてソフトを開発していた。顧客の通信企業はお金を投じて社内でソフトを開発することも可能だったが、そうはしなかった。彼らの本業はソフト
Googleは、OSはウィンドウシステムではなくなり、ChromeブラウザがGUIになると言っている。パワーユーザーとして、これは心配だ。Googleがさまざまなファイル管理ツールを組み込んでくれるといいのだが。それにコマンドプロンプトはどうなるのか? 変化を受け入れない年寄りのようかもしれないが、わたしはコマンドプロンプトでかなりの作業をこなしている。ディレクトリにアクセスして、手動でファイルを編集できるのがいいのだ。だが、Chrome OSがウィンドウシステムではなく、ブラウザがGUIになるのなら、どうやってお気に入りのテキストエディタ(Linuxではnedit、Windowsではscite)を開けばいいのだろうか? それから開発ツールは? Microsoftが信じられないほどの成功を収めた理由の1つは、無料の開発ツールを提供したことにある。Chrome OS向けの開発ツールが無料(そ
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