VMware問題でIIJやNTTコムなどが大幅値上げ、クラウド料金が2~3倍になる場合も 2024.06.14
iPhoneやiPadなどの新製品が登場すると、分解して内部構造を解説する記事が間髪いれず登場するのはもはや恒例行事となっている。海外ではiFixitなどのサイトが有名だし、当社では日経エレクトロニクスが様々な製品を分解している。筆者自身も初代iPadが登場したときに「無線の実装から見るiPadの設計思想」という分解記事をしたためた。 こうした分解記事が人気を集めるのはなぜだろうか。想像するに、ブラックボックス化の度合いが強まりつつあるデバイスを、もっと深く理解したいという知的好奇心の表れが一番大きな理由だろう。読者もそうだが、こうした記事を書くために分解に立ち会う記者自身もわくわくしているものだ。 このような事情は、何もコンシューマーデバイスだけに限らない。スイッチやルーターなど専用のネットワーク機器でも同じこと。興味を持つ読者対象は絞られるかもしれないが、普段利用しているネットワーク機
アーキテクチャは3種類 まずは,情報システムの基本アーキテクチャを簡単におさらいしたい。主な基本アーキテクチャには,ホスト・システム,クライアント/サーバー(C/S)システム,Webシステム――の3種類がある。 ホスト・システムは,「ホスト」と呼ばれる大型コンピュータで集中処理する。ホストに接続した「端末」はあるが,画面表示と通信を担当するだけで,業務処理は実行しない。ホスト・システムは,情報システムの黎明期から実績を積み重ねているので,システム全体の堅牢性が高く,今日でも多用されている。 これに対してC/Sシステムとは,「クライアント」と「サーバー」(一般的にはデータベース・サーバー)という二つの要素で構成し,それぞれで業務を分散処理する。サーバーの負荷が軽くなるので,ホストに比べてハードウエアは小型・安価・低スペックで済む。オープン系(UNIXやPC)システムで多用されてきたが,構築や
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