MacOSXプログラミング。毎日更新。 話題: Cocoa, Objective-C, Snow Leopard (前日からの続き) さて、マルチスクリーンにまつわるSimpleCapの問題はいくつかあるのだが、まずは範囲選択時の問題から取りかかろう。 範囲選択キャプチャではカスタムビューの点情報を CGWindow関数へ渡す。 キャプチャ範囲の開始点、大きさ ↓ CGWindow関数 単一スクリーンだけの利用の場合は前回掲載したように2つの座標系はまったく同じになるので問題は生じない。一方マルチスクリーンになると画面の配置によって原点の取り方が異る為に意図したキャプチャ結果が得られないケースが出てくる。そこで座標系間で変換が必要になってくる。具体的なケースを元に変換ロジックを考えてみよう。 (X-1)サブ画面がメイン画面の左にあるケース カスタムビューの原点は全画面を包含する矩形の左端と