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ブックマーク / sivad.hatenablog.com (2)

  • 赤の女王とお茶を - 脳髄は物を考えるところにあらず

    Mice have a center of long-term memory in heart. 今月のArt.Nature(オンライン版)に掲載された驚愕の論文。九州大学正木教授グループの成果です。 正木教授らは水中迷路実験などを繰り返してマウスに徹底的に学習を施します。 その後、完全に経路を記憶したマウスとそうでないマウスの間であらゆる臓器の交換移植実験を強行。免疫不全マウスを用いることで拒絶反応を抑えているようですね。 その結果驚くべきことに、心臓を交換した学習済みマウスは迷路の記憶を失い、逆にその心臓を移植された学習なしマウスは記憶までも受け継いでいたのです! 心臓移植によってドナーの記憶が受け継がれたという話はいくつかありますが、今回そういう現象が初めて実験レベルで明らかになりました。 情報が心臓に伝わり記憶されるメカニズムは不明ですが、心筋細胞が神経細胞と同じく長い寿命を持つの

    赤の女王とお茶を - 脳髄は物を考えるところにあらず
  • 赤の女王とお茶を - 抽象化できない体験は語られない

    からなあ。 私達は、自らの人生ゲームになぞらえる程にメタ化視点に慣れすぎている 語られる人生や体験というものは必然的に抽象化できる範囲に留まっています。逆に、その範囲に留まる人生はメタ化もゲーム化も容易となる。 そして、その人がどういうインターフェイス、メディア上で人生や生活を送るかによって、その体験がメタ化しやすいかどうかも決まってくるわけです。 言葉で描かれる人生は言葉で描くことのできる範囲を超えることはない。 システムで描かれる体験はシステムで描くことのできる範囲を超えることはない。 抽象化というのは切り捨てるということ。 つまり情報というものは常に何かを切り捨てて成立しているということであり、それを踏まえておけばその取り扱い方もなんとなく分かってくるような気がします。 思うに、人生を面白くする一つの方法は、「抽象化できない体験」をすることです。 科学には再現性が必要だけど、人生

    赤の女王とお茶を - 抽象化できない体験は語られない
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