ブックマーク / delete-all.hatenablog.com (5)

  • 「世界の半分をお前にやろう」とゆとり世代に言われた。 - Everything you've ever Dreamed

    ダメになった組織を蘇生させるのは、新しい組織をつくるよりも難しい。そんなネガティブな考えを持ちはじめたのは、営業部再建という名目で各部署へ異動した同僚たちに声を掛けたときだ。かつての同僚たちは言わば同じ釜の飯をべた最高の戦友。「もう一度やらないか」そんな僕の声に、彼らは全員が快く「イヤです」と固辞した。ストレスからの胃痛。理不尽なノルマ。課長である僕の性格。理由はいろいろあるが、一番大きなものは営業部門外注化方針によって先行きの見えない営業部には戻りたくないという至極当然のものであった。 土曜、夜。人の薄情さにやりきれなくなった僕は駅前の居酒屋でカウンターの人となりメソメソ酒を飲んでいた。突然、後ろから声を掛けられた。声の主に覚えはあって、調子なら黙殺するところだけれども、メソメソだった僕は「久しぶりだな」と振り返って返事をした。僕はしくじった直後にしくじりに気づいてしまう。 声の主は

    「世界の半分をお前にやろう」とゆとり世代に言われた。 - Everything you've ever Dreamed
    f-chyren
    f-chyren 2015/10/06
    へぇー。シールズな人達は、こんな感じなのだね。どおりで会話が理解できないわけだ。
  • 査問委員会にかけられた。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    前回「部下をかばった」(http://d.hatena.ne.jp/Delete_All/20131024/1382622886#1382622886)の続き。 僕は小さな品会社に勤める営業課長、偏屈な性分と融通の効かない性格のせいか、監査部の連中と折り合いが悪く、目を付けられ、入社以来二回目の査問委員会にかけられた。 査問委員会は社長の名で書面により通達されるが、迅速な処理という名目で、監査部長の口頭により通達がなされた。会場の第三会議室は、物騒な議題を扱うときに使用されるため、社員から第三サティアンと揶揄されている。ノック、「どうぞ」。ドアをあけた僕は壁に掲げられた社是「四面楚歌」を見上げた。先代社長がどのような思いを込めてこれを書いたのか考えたくもないが僕の気分にはマッチしていた。 メンバーは監査部長以下監査部一同、人事部長、現場責任者である店長。それらが横一列に座り待ち構えていた

    査問委員会にかけられた。 - Everything You’ve Ever Dreamed
    f-chyren
    f-chyren 2013/10/29
    ちともったいないな。再生ボタンを押さずに取引はできなかったか。もしくは店長と2人で会って証拠の存在についての取引はできなかったか。
  • こうして僕は「追い出し部屋」に飛ばされた。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    人生で一度だけ犯罪者扱いされたことがある。十年前のことだ。僕は犯罪者扱いされ、今でいう「追い出し部屋」に飛ばされた。思い出すだけでまだ怒りがおさまらない。 当時、僕は転職してきたばかりの営業マン。異なる業界からの転職だったのでローカルルールを覚えるのに必死。在籍していたのは資材部の営業チームで、上にはコーダ部長、ハラ課長の二人がいた。コーダ(実名)の口癖「仕事デキねえな」にムカつきながらも、仕事に追われていたし、前の職場に比べてシステムが雑だったので関係各署にあれこれ要望を出したりして煙たがられたりもしたけど、それも含めて新鮮で充実した時間だった。 ある日、経理の入金担当から呼び出しを受けた。入金がおかしいと担当は言った。僕の部署と取引がある顧客だった。入金がないわけでも遅れてるわけでもなかった。ただ入金額が少なかった。請求額とは異なる金額。彼は「既にコーダたちには伝えてあるが状況は変わら

    こうして僕は「追い出し部屋」に飛ばされた。 - Everything You’ve Ever Dreamed
    f-chyren
    f-chyren 2013/07/25
    初めから嵌めるつもりでPCに小細工してたんだろうな。新しい人間をとってなすりつける想定で。2人は本当に個人的な金の貸し借りだったか、真相は闇の中か。
  • 「追い出し部屋」に飛ばされたことありますか。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    上司と折り合いが悪く、キャリア・トライ・プログラムという謎の名目のもと、今でいう追い出し部屋に異動させられたことがある。十年ほど昔のことだ。上司が、目をつけた人間を他業種関連会社の別職種に異動させ、追い出すというシステムの存在は噂だけでしか聞いたことがなかったので、実際、辞令を受けたときには、漫画みたいだな、と笑ってしまったのを覚えている。その仕組みは帰ってこられないことを揶揄して《アルカトラズ》という無駄にカッコいいあだ名がついていた。《アルカトラズ》行きは告げられた次の日からであった。人事担当者からは、営業のノウハウを活かせるところだよ、とだけ説明されていた。 アルカトラズは港にある物流倉庫だった。やってくるトラックやコンテナを受け付けて積荷をおろしフォークリフトで所定の場所に保管していく。事務所で倉庫業務をしながらテレアポ営業で新規獲得をするのが僕に与えられた仕事だった。パソコンもイ

    「追い出し部屋」に飛ばされたことありますか。 - Everything You’ve Ever Dreamed
    f-chyren
    f-chyren 2013/07/19
    おお。いい話だね。スティーヴ・ジョブズの「全ての点が線になった。人生に無駄はない。」のスピーチ思いだしたわ。
  • 会社という無理ゲー - Everything You’ve Ever Dreamed

    私事で恐縮であるが先月末をもって約十年間大変お世話してきた部長が惜しまれずに定年退職となった。なお、人の希望に背き送別会の類いは催されない。それに伴い日二月一日付けで営業一課、二課、四課は社長直属となる。三課が存在しないのは社長がアンチ長嶋茂雄だからだ。 社長は気難しい上に新しいもの好き。先日もプライベートでツイッターを開始。社長ツイッターアカウント取得情報を得た総務課長の動きは早かった。稼働数時間後には全社スタッフに極秘通達メールが出された。内容は「社長がプライベートでツイッターをはじめられた。従業員各員は即フォローをすること。身分が露見しないように注意すること。なお、フォローによりなんらかの不都合が生じても会社は関知しない。但し社長のプライドを考慮して社長よりフォロワーが多い者についてはフォロー免除とする」 社長のフォロワー2。あまりにも無理ゲーすぎた。 ウチの総務は対社長の作戦

    会社という無理ゲー - Everything You’ve Ever Dreamed
    f-chyren
    f-chyren 2013/02/01
    どこも似たりよったりだろ。この文中の社長が事業部長だったり、直属の上司だったり。なかなか面白い。
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